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大阪のグルメブログ頑張れ日本たたら製鉄と玉鋼と刀剣のルーツ奥出雲

頑張れ日本

先ず、「日本の刀剣」は、「砂鉄」を原材料とする「玉鋼」(たまはがね)から製造されます。

普通の鋼とは違う産物です。
本日も長文で、読むのに疲れると思います。本当に申し訳ないという感じです。

そして、本物(純度99,9%以上)の「玉鋼」「たたら」という製鉄法でしか製造できません。たたらには諸説ありますが、「タタール人」から来ているという有力説があります。つまり日本民族のルーツの解明の一助にもなります。
【 玉鋼 】

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さて、戦後、この製鉄法は一度途絶えましたが昭和52年、島根県は仁多郡奥出雲町の地に復活しました。
詳細は、NHKの「プロジェクトX 挑戦者たち 千年の秘技・たたら製鉄 復活への炎」をご覧下さい。

そして、それを全国約二百数十名から三百名の刀匠に分け与えています。
極稀に個人的に製造されているというケースがあるようですが、生産量と成分の違いは云うまでもありません。

「たたら」は、古来日本に大陸から伝わった製鉄法に日本独自の改良を加えた出来上がった製鉄法であり大陸などとは生産量・成分・精度が違います。

手前味噌的な言い方で申し訳ないが、「科学的にはなぜそうなるのか?」という事と、「現代の科学的技術でも製造出来ない」という奇跡の鉄です。

「砂鉄」、「水」、「木材(炭)」、「人」とこれ等全てが整のわなければ出来ません。実に大量の燃料が必要です。この辺り日本の古代史を調べて行くと実に面白い発見が出来ますし、古代の文化圏から国譲り神話の真の意味とか色々想像出来ますよ。

その出雲の「たたら師」が崇拝してやまない信仰の対象が日本全国1200社の総本山である「金屋子神社」である。
【 金屋子神社 画像 】

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そして、それは島根県は広瀬町西比田の地に鎮座されている訳です。かなりの奥地です。その隣村の数キロ先に「砂の器」の舞台となった「湯の神社」が存在している訳ですね。
以前紹介した「出雲五鉄師」のそれぞれの邸宅内にはそれぞれ小さな神社が祭られています。「桜井邸」は確か別の神様だった様な記憶があるのですが、「糸原邸」内の神社は「金屋子神」でしたね。

面白いだろう〜!
ワイルドだろう〜!

これに「侍の歴史」の始まりという「日本刀」が生み出され求められた「時代背景」ももちろん影響しています。
この条件が世界で一番整のう「奇跡の地」は、日本だけです。

因みに、「院覆韻蕁法廚噺討个譴訐重瓦気譴神源妻から一番純度の高い刀剣に使われる「玉鋼」は約1割程度しか取れません。
【 院覆韻蕁鵬菫 金屋子神社敷地内 】

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又、日本の「刀剣製造法」は、古代製鉄法が日本に伝わってから約200年の時を経て鋭く切れて且つ折れにくい柔軟な特性を生み出す「製造法」と、それを生み出した単なる「刀鍛冶」から「刀匠」へとステップアップした熟練された「技術」があって初めて作れるのです。

つまり、「日本刀」というのは、「日本独自の完全オリジナル」なものであり、「砂鉄」、「水」、「木材(炭)」、「人」、「たたら製鉄法」、「玉鋼」、「日本刀(和剣)製造法」、「刀匠」、「侍の登場(時代背景)」、「和紙」というものが全て揃ってこそ製造可能なものなのです。何と現代の製造法では和紙も必要なんです。

お判り頂けましたでしょうか。

現在、日本(世界)で、純度99,9%以上の「玉鋼」を生産しているのは、仁多郡奥出雲町は旧横田町の「日刀保たたら」のみであり、全国の9割以上を生産しています。

あの世界的に権威ある「ナショナル・ジオグラフィック(NATIONAL GEOGRAPHIC)」や「ディスカバリーチャンネル」でも、NHKの番組「プロジェクトX」や他の番組でも過去何度も特集取材されています。

以下は、NHKのプロジェクトXでの特集番組「千年の秘技 たたら製鉄 復活への炎」です。日本最後の村下だった「安部由蔵」さんと、それを受け継いだ「木原明(あきら)」さんが登場します。出来れば、Part1から全部を観て頂きたい。
【 Japanese Sword Tatara Part 2 】

残念ながら削除されました。

以下、あの世界的に権威のあるナショナル・ジオグラフィックで紹介されたもので、地元奥出雲の「日刀保たたら」の村下の「木原明」さんが、5分の2目のところから登場します。大分御年を召したその後の木原さんですね。面白いですね。
【 Sword of the samurai part 1 】

残念ながら削除されました。

しかし、島根県は、薩長でもないのに過去総理大臣を二人も排出し、海外からこんなに凄い評価を受けているのに、本当に情けない位宣伝が下手なんだよな〜!?笑い^^!

参考までに、近代文明の方式では、「玉鋼」と同じ成分のものは製造出来ないという事も付記しておきます。

因みに、ウィキペディア(Wikipedia)での「玉鋼」の項には一部誤りがあります。
「現在は、島根県安来地方にある、仁多郡奥出雲町において国家の伝統技術継承事業として日立金属が受託して少量生産されている」・・・とありますが、ちょっといい加減な書き方です。

仁多郡奥出雲町は、安来地方などという云い方はしません。もちろん関係はありますが両者は隣接しているだけです。安来地方の広瀬町の比田地区に過去仁多郡奥出雲町と同じようにたたら高炉が存在したというべきですね。くどいようですが、出雲五鉄師や十師が存在したのは安来地方ではなく中国山脈の麓であります。

又、日立金属は全く関係ないとはいいませんが、当初の「たたら」復活の際の技術思案での協力であり、本格的な直接的な商業目的としての「たたら」での製造は過去も現在もしていません。

故に、最近の日本文化をぱくろうとする韓国など諸外国には、日本の刀剣は到底製造出来ないのであります。
お判り頂けましたでしょうか。

以下、「糸原邸」と「桜井邸」、「奥出雲たたらと刀剣館」内で展示されている地元の刀剣作家の見事な作品である。私もかつて「居合い」を学び多くの諸先輩のものや博物館などのものを拝見してきましたが、やはり新しいものは新しいもので放つエナジーが違いますね。また、そのフォルムもより洗練された印象を持ちます。
【 奥出雲たたらと刀剣館 】

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現在、日本には、約300名程度の刀鍛冶と呼ばれる刀工職人が存在しますが、「美術刀剣類製作承認規則」という法令に拠って、年間24振りまでの製造数に制限されています。流派もさまざまであり歴史は前述の通り古いものから新しい(復活)ものまであります。
【 奥出雲での展示日本刀剣 】

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見事な刃紋(はもん)です。
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美しいですね。これはもっと高級なカメラで撮るべきでした。
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これは、製造過程の見本ですね。
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これを全部手で打って製造する訳です。大変です。
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いや〜、日本の伝統技術と文化と精神は何て凄いのだろうかとつくずく思います。

現在、それが大陸からの力でないがしろにされようとしています。
アメリカと在日左翼に押し付けられたゆがんだ自虐史観、作られた韓流ブーム、一億総白痴化の教育とテレビ番組、乗っ取られたマスメディア、正しい歴史観を養い選挙には必ず行きましょう。

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コメント一覧

    • 4. 古事記神話ロマンを求めて
    • 2017年03月04日 18:19
    •  愛知県名古屋市の熱田神宮の御神体である草那芸之大刀もここでスサノオが得たのでしょうね。
    • 3. 歴史文化ファン
    • 2016年10月23日 19:51
    •  たたらだけでなく特殊鋼として近代に苦労した安来製鋼所(日立金属)や松江電灯(中国電力)の日本初の電気製鋼の実現の話も興味深いです。
    • 2. 特殊鋼流通
    • 2016年01月06日 02:17
    •  中国、韓国、北朝鮮の横暴に我らはいつまでたえつづけなければないのか。科目主義は駄目。彼らの意思を言論空間でもくじくことにつとめよう。
    • 1. 食いしん坊
    • 2012年06月10日 15:19
    • 5
      初めてコメントします。

      いつ、美味しいものが出てくるのかと最後まで読ませていただきました。

      ご馳走さまでした。

      ためになりました。

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