大阪のグルメ バー BAR
バー 路さんについてご存知でしょうか。
こんにちは。酔いどれ吟遊詩人です。「バー路」さんい関するこの記事は、より読みやすいように一部加筆し推敲いたしました。
今日は、洋酒の店、「バー路」について取り上げたいと思います。
所謂、大阪市内のBARで老舗中の老舗の一つです。
路さんはあまり人に教えたくないし、記事が長くなるんですよね。
それはなぜかと申しますと、路さんは基本的には「一見さん」お断りであります。ですから、昔は「会員制の札」がドアに掛かっていました。
まあ〜さて、そうは言いつつも紹介しましょう。
法善寺の水掛不動さんから、歩いて1分程の東西に続く石畳の通りを総称して、それを法善寺横丁と呼びます。
法善寺横丁とは、BARに高級割烹から小料理屋までが揃った玉手箱の様な、まさに魔法で作られたかの様な通りで、非常に大阪らしい独特のムードが漂う空間域の通りなんです。
そして、そんな法善寺横丁通りの中ほど北側の路地左手に洋酒バー路さんがあります。
8坪程の店内は狭いながらも、そこは人間性の品格と生きざまの勝負が繰り広げられている。昔はもう少し狭かった様な気がします。
生半可な洋酒の知識とエゴイズムは通用しない。軽い会話の中にも、魂が試される、本物の威厳が存在します。
だから、謙虚でないお人には教えられない今では数少ない本物のBARなんです。
全国的に、バブルの頃には雨後の筍の様にBARやプールバーが乱立しましたが、その大半が消えて行きましたからね。
<写真は2年前のものです!>

先ず、店名の「BAR 路」は、看板の名物女将井畑路さんの名から一文字頂いてる訳ですね。
店がオープン当初から若い芸人を育てるのが生きがいとマスコミにコメントされていましたね。まだお元気なのだろうか?
大抵、早い時間にドアを開けると、右手カウンター奥の椅子にちょこんと座っておられましたけれど。そして忙しくなると切り盛り采配されていましたね。
お客さんの職業や名前や顔など、まさに大昔の番頭さんの様に覚えておられました。吉田BARや銀座クールの奥さんも同じ役割をされていましたね。ずばり云えば、最近はこういった歴史と品格のある店がありませんよね。
そして、南サンボアで修行された息子の井畑貴彦さんご夫婦やその娘さんが長らく支えてきたのですが、私は存じ上げなかったのですが、その路さんも世代交代していました。
店が焼失する前から貴彦さんの甥に当たる松浦雅則さんを後継者として育てていらしたようです。聞くところによると、温厚なマスターと甥との軽妙洒脱な会話が人気とのこと!
これは、明日にでも行ってみましょうかね!?もう20年は行ってませんからね?私の自宅から自転車で5分も掛からないのに。笑い^^!
さて、読者の皆さんは、2002年9月9日、中座(道頓堀)がガス爆発が原因で法善寺横丁全体が類焼した事件を覚えているだろうか?路さんも、この中座の火災で焼失してしまいました。
創業は昭和三二年ですが、現在の法善寺横丁には昭和四三年に区画整理のため移ってきたそうです。私が初めて路さんのドアを開いたのは、26〜28歳頃でしょうかね。日経新聞のキャップのMさんに紹介してもらったのがきっかけでしたね。
そして、往年の路さんには、文化人、噺家が常連客として多く有名でした。ですから私なんかデビューがかなり遅れた口ですね。
ざっと紹介すれば、3代目桂春団治、六代目松鶴、春蝶、藤本義一氏が特に有名ですかね。
3代目桂春団治や春蝶は、路特性の「レーズンバター」をよく持ち帰りした話なども伝わっています。
今から約30年前頃、藤本義一氏司会の11PMで、路さんを拝見したような記憶があるのですが、つとに此の頃は記憶があいまいですね。
最近では、木村政雄氏や笑福亭松喬も常連客に名を連ねているようです。(注意、最近というのは、80〜90年代〜と長い)

昔から、路はサントリーの角がメインです。
そして、路のジントニックは、ライムと共によく冷えた銅製のカッパーマグで出されます。一般的には、檸檬です。
そして、20年前はなかったと想うのですが、先代の吉田BARもそうでしたが、野菜スティックが珍しいサービスですね。
恐らくあさつきかワケギと大根、にんじんの細くスライスしたものがコップに入れて出されると想いますが。
ちなみに昔は、壁の時計は15分程進んでいましたが、今はどうなんでしょうか!?
以上、洋酒やカクテルに興味をお持ちの方は、一度は路さんに訪れてみて欲しいものです。その際には、正直に、一見ですけれど宜しいでしょうかと断りをいれてお尋ね下さいね。
ちなみに、別記事でも書きましたが、路さんの、井畑マスターのステアーで作るドライマイティニーは効きますよ。
因みに、BARウィスキーもステアーですね。
過去、私は早い時間にばかり行きましたので、酔いが早かったのかも知れませんが。
<洋酒の店 路(みち)>
住所 大阪市中央区道頓堀1-7-10 大阪屋バイストリート横丁ビル1F
TEL 06-6211-0928
前回は、フレシネ(freixenet)ファンブログの紹介でした。
次回のバー・BAR巡りとお酒の探訪はどこになるやら!?お楽しみに!
最後まで読んでくれて有難うございます。
当サイトは、人気ブログランキングに参加しています。
記事が面白かったり、ご賛同頂けましたら、清き一票を下さいませんか。
左サイド中段に投票ロゴがありますので宜しくお願い申し上げます。感謝!
この記事は、大阪のグルメブログのオリジナルによるものです。これからも、真実のグルメ情報を追究して行きますので応援宜しくお願い申し上げます。
こんにちは。酔いどれ吟遊詩人です。「バー路」さんい関するこの記事は、より読みやすいように一部加筆し推敲いたしました。
今日は、洋酒の店、「バー路」について取り上げたいと思います。
所謂、大阪市内のBARで老舗中の老舗の一つです。
路さんはあまり人に教えたくないし、記事が長くなるんですよね。
それはなぜかと申しますと、路さんは基本的には「一見さん」お断りであります。ですから、昔は「会員制の札」がドアに掛かっていました。
まあ〜さて、そうは言いつつも紹介しましょう。
法善寺の水掛不動さんから、歩いて1分程の東西に続く石畳の通りを総称して、それを法善寺横丁と呼びます。
法善寺横丁とは、BARに高級割烹から小料理屋までが揃った玉手箱の様な、まさに魔法で作られたかの様な通りで、非常に大阪らしい独特のムードが漂う空間域の通りなんです。
そして、そんな法善寺横丁通りの中ほど北側の路地左手に洋酒バー路さんがあります。
8坪程の店内は狭いながらも、そこは人間性の品格と生きざまの勝負が繰り広げられている。昔はもう少し狭かった様な気がします。
生半可な洋酒の知識とエゴイズムは通用しない。軽い会話の中にも、魂が試される、本物の威厳が存在します。
だから、謙虚でないお人には教えられない今では数少ない本物のBARなんです。
全国的に、バブルの頃には雨後の筍の様にBARやプールバーが乱立しましたが、その大半が消えて行きましたからね。
<写真は2年前のものです!>

先ず、店名の「BAR 路」は、看板の名物女将井畑路さんの名から一文字頂いてる訳ですね。
店がオープン当初から若い芸人を育てるのが生きがいとマスコミにコメントされていましたね。まだお元気なのだろうか?
大抵、早い時間にドアを開けると、右手カウンター奥の椅子にちょこんと座っておられましたけれど。そして忙しくなると切り盛り采配されていましたね。
お客さんの職業や名前や顔など、まさに大昔の番頭さんの様に覚えておられました。吉田BARや銀座クールの奥さんも同じ役割をされていましたね。ずばり云えば、最近はこういった歴史と品格のある店がありませんよね。
そして、南サンボアで修行された息子の井畑貴彦さんご夫婦やその娘さんが長らく支えてきたのですが、私は存じ上げなかったのですが、その路さんも世代交代していました。
店が焼失する前から貴彦さんの甥に当たる松浦雅則さんを後継者として育てていらしたようです。聞くところによると、温厚なマスターと甥との軽妙洒脱な会話が人気とのこと!
これは、明日にでも行ってみましょうかね!?もう20年は行ってませんからね?私の自宅から自転車で5分も掛からないのに。笑い^^!
さて、読者の皆さんは、2002年9月9日、中座(道頓堀)がガス爆発が原因で法善寺横丁全体が類焼した事件を覚えているだろうか?路さんも、この中座の火災で焼失してしまいました。
創業は昭和三二年ですが、現在の法善寺横丁には昭和四三年に区画整理のため移ってきたそうです。私が初めて路さんのドアを開いたのは、26〜28歳頃でしょうかね。日経新聞のキャップのMさんに紹介してもらったのがきっかけでしたね。
そして、往年の路さんには、文化人、噺家が常連客として多く有名でした。ですから私なんかデビューがかなり遅れた口ですね。
ざっと紹介すれば、3代目桂春団治、六代目松鶴、春蝶、藤本義一氏が特に有名ですかね。
3代目桂春団治や春蝶は、路特性の「レーズンバター」をよく持ち帰りした話なども伝わっています。
今から約30年前頃、藤本義一氏司会の11PMで、路さんを拝見したような記憶があるのですが、つとに此の頃は記憶があいまいですね。
最近では、木村政雄氏や笑福亭松喬も常連客に名を連ねているようです。(注意、最近というのは、80〜90年代〜と長い)

昔から、路はサントリーの角がメインです。
そして、路のジントニックは、ライムと共によく冷えた銅製のカッパーマグで出されます。一般的には、檸檬です。
そして、20年前はなかったと想うのですが、先代の吉田BARもそうでしたが、野菜スティックが珍しいサービスですね。
恐らくあさつきかワケギと大根、にんじんの細くスライスしたものがコップに入れて出されると想いますが。
ちなみに昔は、壁の時計は15分程進んでいましたが、今はどうなんでしょうか!?
以上、洋酒やカクテルに興味をお持ちの方は、一度は路さんに訪れてみて欲しいものです。その際には、正直に、一見ですけれど宜しいでしょうかと断りをいれてお尋ね下さいね。
ちなみに、別記事でも書きましたが、路さんの、井畑マスターのステアーで作るドライマイティニーは効きますよ。
因みに、BARウィスキーもステアーですね。
過去、私は早い時間にばかり行きましたので、酔いが早かったのかも知れませんが。
<洋酒の店 路(みち)>
住所 大阪市中央区道頓堀1-7-10 大阪屋バイストリート横丁ビル1F
TEL 06-6211-0928
前回は、フレシネ(freixenet)ファンブログの紹介でした。
次回のバー・BAR巡りとお酒の探訪はどこになるやら!?お楽しみに!
最後まで読んでくれて有難うございます。
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記事が面白かったり、ご賛同頂けましたら、清き一票を下さいませんか。
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コメント一覧 (6)
-
- 2011年04月13日 02:32
- ちょこざいなさん、コメント有難うございます。
>>ちょっと酔っ払ってゆらゆらしています
素晴らしい。
>>お元気ですか
はい、管理人の酔いどれ吟遊詩人めも元気です。
>>今日もマスターに逢えて、若マスターにも逢えて嬉しく、美味しく、レーズンも頂いて幸せでした・・・
素晴らしい。良かったですね。
まさにブログ冥利に尽きますね。
又、応援有難うございます。
もしかして、路のマスターや若マスターさんは、私の記事をご存知なのでしょうかね。
グッドラック!!
-
- 2011年04月12日 22:10
- こんばんは
二度目のコメントお許し下さい
ちょっと酔っ払ってゆらゆらしています
お元気ですか
私は今日は仕事が一息、親族の月命日に天王寺へお墓参りです、帰りぶらぶら、路さんへ挑戦です
o(^-^)o
実はマスターに話したい事てんこもりモリでした。
本当は、余所を廻ってから路さんへ寄せていただく予定が、お不動さまに、尋ねましたら、又また!大吉ですしかも、一番です。路さん一番に寄せていただきました。
マスターに、ご挨拶して、しばらくしたら、若マスターすぐお見えで、この、ちょこざいなの前回コメントを、チェックされておられた事、お話していただき、ビックリ仰天でした
(°□°;)
ちょっぴり焦りましたが、お不動さまがついているんだと、言い聞かせつつ、本当にドキドキでした。
若マスターは、準備にお忙しく、あまりお話し頂けなく、マスターにワイワイお話し聴いて頂き、とにもかくにも、ウキウキな時間でした
又良い事あったり、元気を頂きたい時に、寄せていだだきたいなぁと、願っています。
東北が依然ゆれて不安を感じますが、少しでも力になれる事を考えて、行動したいです
とにもかくにも、今日もマスターに逢えて、若マスターにも逢えて嬉しく、美味しく、レーズンも頂いて幸せでした
又時々コメントさせて下さい
-
- 2011年04月08日 10:28
- ★ちょこざいなさん、コメント有難うございました。
路さんに行かれたんですね。
>>私なんかが行っても良いですかぁ
当然です。ちょこざいなさんみたいな謙虚な気持の方には是非とも通って頂きたいお店です。気に入って頂けて私も嬉しいです。
お店のマスターも喜んでいらっしゃると思います。
>>日本は素晴らしく強い国です
全くその通りです。
私も同感です。
グッドラック!!
-
- 2011年03月18日 21:34
- こんばんは
初めましてコメントいたします
ついに!路さんの扉開けてしまいました
\(^ー^)/
いつも水かけ不動様にお尋ねして、路さん、私なんかが行っても良いですかぁ
と尋ねたら、今日は、おみくじ大吉です
行ってみました
優しいマスターに、優しい甥っ子様マスター、楽しい〜、それだけを、なんて初めて味わいました
いろんな、バーへ、楽しみで出かけるものの、厳しく、鍛えられ、二杯までの教訓が珍しく三杯飲み、こんなに幸せ気分で飲んだ日がなく、感激でした
帰り際、マスター、又いらっしゃいね…と、甥っ子様の若マスター、優しい笑顔…扉をとじるまで感激でした。又良いことあればパッと行き、扉を開けたいです
あんなに気を許して飲んだのは初めてでした
とても幸せな時間を頂きました。又お不動様に尋ねて、扉を開けたいです
かなり酔っ払いになりかけ寸前コメント、わけ解らず、すみません
ありがとうございました
大地震のさなか、路さんに行けて幸せを感じます。冷静な日常を保つべき関西圏の人々、何か東北の人々のために、本当に何をすべきなのか悩みながら、各人出来る事を探しています
日本は素晴らしく強い国です
路さんに、希望を頂き、何か私が出来る範囲で応援し続けます
-
- 2008年05月19日 14:02
-
兄貴、コンニチハ!
法善寺横丁の火事、覚えていますよ。
その後に再建されたんですか?
大人の雰囲気ですね〜行って見たい!
(一緒に連れて行ってください・・・こればっか!)
Yahoo Logoole、登録させて頂きました!
私の方ではEco Bobbingというのも搭載しましたので、見にいらして下さいね!
世界規模で、面白いですよ〜!
帰宅して酔いが廻ってしまいながらも、コメントして投稿ボタン押してから、うん?届かないなぁと勘違いし、文字数が多いのかなぁと、少し修正したよく似た内容のコメントを、再びしてしまいました。不慣れで申し訳ありません。それから少し居眠りし、先ほど目が覚め、こちら覗くとお返事がもらえているので、嬉しいなぁと拝読して又またコメントしています事、お許し下さい。
路さんの若マスター、酔いどれ吟遊詩人さんの記事は偶然、読まれた、と、おっしゃっておられました。たまたま読むと私のコメント、『!、あぁ、あの時のお客さんだなぁと、思ったんですょ…』と、逆に私が酔いどれ吟遊詩人さんを、よく知ってはる人なのかどうかを尋ねられたので、ぶんぶん首をふり手をふり、偶然が繋がって、偶然の偶然の偶然なので、何にも知らない事を説明しました。とにもかくにも、摩訶不思議な感じで路さんへ引き寄せられています
伝わっているのが解ると安心したのか、瞼が、下がってきました。又楽しみに覗かせてください。ありがとうございました。