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大阪のグルメブログ大阪ラプソディータラス・ブーリバ ロシア映画

大阪ラプソディー

タラス・ブーリバ ロシア映画について取り上げたいと思います。

本日は、ロシアのウクライナを舞台とした映画タラス・ブーリバについて語りたい。先日、私の大嫌いな本O勝Oという偽善者を輩出した世界的にも希な売O奴新聞の朝Oに目を通していたら、ロシアのコサックタラス・ブーリバの特集がしてあった。記事には”愛の旅人、そして信仰、祖国超えた炎の恋”とある。沸々と私の記憶が蘇える。その地域の歴史的背景や価値観、農業政策、大干ばつ、チェチェン問題等は常識的には知っていたが、この写真のコサックの衣装と弁髪に目がとまった。特に、右下のタラス・ブーリバの文字にである。

ブーリバタラス・ブーリバ、言わずと知れたゴーゴリー原作の名作を映画化したものである。私は、はっきりとは思い出せないが6回以上10回未満は、荻昌弘先生の月曜ロードショウ、淀川長治先生の日曜洋画劇場、NHK,その他で邦題”隊長ブーリバ”として胸躍らせ観たのを今でもしっかり覚えている。ユル・ブリンナーが生まれた我子を小川にそっと沈め(みそぎ)を行うシーンは絶対に忘れられない!加えて、トニー・カーチスが敵の街に遊びに行くシーン、・・・等々、最後の父子の分かれのシーン等々。今思うと意外とトニー・カーチスの演技が軽かったなーという印象がある。どうでもいい事なのだが、私の知り合いがパンノチカ役カウフマンがタイプなのであるらしく五月蝿い(うるさい)。私のタイプはG・C、M・D、C・C、その他いっぱいでとても一人に決めるなんて出来る訳がないが、でも、NO1はM・MでもなくC・Dでもなく、G・カルポである。話を元に戻すと、私が幼い頃観た映画・読んだ原作と新聞記事との間に微妙なニュアンスのずれがあった。新聞記事では原作の主シームを恋を扱ったもののみで捉えているが、本来はそうではない。

ここは、大切なところなので、詳細を書けば、この原作の根幹のシームは、時代に翻弄されるコサック族の隊長ブーリバの苦悩の生涯を描いたものであるという事である。まー、記事を書いてる記者は当然私よりも若いだろうし、原作を読んだかどうかは定かでは無いし、当時のハリウッド映画も御存知ないだろうから、記事にそれを混ぜる可能性が低いのは致し方ない。ただ、この記事から教わったのは、今でも現地ではコサックの習慣・文化を残そうとしているとの嬉しい活動の知らせだ。我々東洋人・イエローから、白人を見ると同じ様に見えるのだが、それはそれ世界的に白人社会も区別されている訳である。ジェンタイルつまりカソリック・プロテスタント・ジュー・コーカソイド・アラブ・スラブ、ジューの中にも偽物とスペイン系の本物とに分かれる。つまり、所謂白人種の中にも時代に淘汰されかかっている人種が存在して居る事、事実があるわけである。結論として、若い世代の皆さんにもアメリカのくだらない映画ばかりでなく、ロシア・フランス・アイルランド・ドイツ・スペイン・英文学等々に基ずく素晴らしい映画をもっと観て頂きたいというおはなしです。

    <参考まで>
TARAS BULBA(1962)米
監督: J・リー・トンプソン
原作: ニコライ・ゴーゴリ
主演: ユル・ブリンナー、トニー・カーチス、クリスチーネ・カウフマン
    <参考まで>
同じ系統でのお薦め作品!
★ホースメン 18世紀のアフガニスタンの或る部族長の生涯を描いたもの。秀作です!
★遙かなる群集を離れて トマス・ハーディーの著名な原作を元に、純文学の香り高く18世紀のブリテンの典型的な地方を舞台とした作品!映画の観方が判らない方には退屈でつらいかも知れませんね!笑い?

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 コメント一覧 (5)

    • 5. rino
    • 2006年12月05日 00:41
    • TBありがとうございました。
      色々とお手間をお掛けしました。

      さてさて・・・ご期待に添えず・・・
      ヨーロッパものは最近ようやく寝ずに観られるようになったので、もちろんこの作品は原作も知りません。申し訳ないです。

      禊は外国でもやるんですね?私は週2回通ってますがなかなかキレイな体にはなりません(爆爆)

      そういえば先日おすぎさんが「麦の穂をゆらす風」を絶賛していたので、観たいなあとおもっております。
    • 4. 酔いどれ吟遊詩人
    • 2006年12月04日 18:00
    • 1 ★青空さん、毎日は出来ませ〜〜〜ん!?

      破産してしまいます!笑い^^!

      その前に、誰かさんにOされてしまいます。恐いわー!
    • 3. 青空
    • 2006年12月01日 04:35
    • 5 吟遊詩人さ〜ん、コンニチハ!
      Me Too! 御意!
      吟遊詩人さんのように、毎日グルメできるようになりた〜い!
      ので、がむばりましょう。
    • 2. 酔いどれ吟遊詩人
    • 2006年11月28日 15:04
    • 5 ★青空さんご訪問有難うございました。

      たくさん書き込んで、質問してしまって御免なさ〜〜〜い。
      取り合えず、先立つものが必要ですね!
      METOO!でしたっけ?
    • 1. 青空
    • 2006年11月28日 11:59
    • 5 吟遊詩人さん、コンニチハ。
      いつも楽しいコメントを有難うございます☆

      日々、イギリス系カナダの文化に触れて、とても奥深いものを感じています。

      いつか、イギリスに行ってみたいと思います。アイルランド、スコットランドにも、行って見たいなぁ!
      特進、頑張ろう!おー!

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